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CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年4月号

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 CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年4月号発売しました 今月のテーマは“復活祭”。2024年は3月31日、2025年は4月20日と、かなり違いますが、料理の世界では、復活祭は春や再生を祝う祭りなので、俳句で言うなら春の季語。 地方料理など各記事のテーマも復活祭がらみ。クリスマスに次ぐ伝統料理が主役になるイタリアの食文化の中では重要な祭り。 ■地方料理のリチェッタは、《ティンバッロ》。 南イタリアの復活祭の料理の主役です。モダンバージョンはパスタのリガトーニの中に詰め物をする1品。 ■さらにパスティエーラのバリエーション。ヴェローナのコロンバのように地方の伝統菓子からイタリアの復活祭のドルチェのシンボルになったドルチェ。 ■サプライ・チェーンの記事は“鶏のアッラ・カッチャトーラ”。今月も、イタリア人がいかに鶏肉にこだわるかを、この料理を通して知りました。と言うか、この料理がここまでこだわって作られていることも初めて知りました。 ■リチェッタは“サラートの料理と甘口ワインの組み合わせ”。料理とワインの組み合わせを語らせたら、イタリア人はみんな専門家かとおもうくらい饒舌。今月は、甘口ワインという縛りを加えて料理との組み合わせを考察しているので、専門知識がさらに爆発。イタリアの甘口ワインて美味しいよねー。 ■今月のシェフはパオロ・グリッファ。山の魔法使いと呼ばれるシェフです。クールマイヨールの魔法使いは、どんなアルタ・クチーナを作るのでしょうか。久ぶりに訳すのが超難しい、先進的でアバンギャルドなグランシェフのリチェッタでした。 ■グルメガイドはローマです。今、北イタリアではローマ料理がブームになっているようです。カルボナーラやカーチョ・エ・ペペは、世界中でも人気です。 ローマ料をゲットー、テスタッチョ、カステッリという3つの地域に分けて紹介するオリジナルなグルメガイド。 ■今月のワインは“レヴァンテ・リグレの白” 復活祭の号は毎年、かなり充実した内容になっています。 ===================================== (CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期...