(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2020年8月号発売しました。

  (CIR)8月号定期購読分、発送しました。

クチーナ・イタリアーナ


サーレ・エ・ペペ


上記2冊のイタリアの料理月刊誌を翻訳した小冊子です。

リチェッタだけでなく、記事もかいつまんで、日本人にもわかりやすく解説を加えて翻訳しています。

雑誌と合わせての定期購読がお勧めです。

8月号の『クチーナ・イタリアーナ』は、某有名シェフの目というちょっと不気味な表紙ですが、イタリアの新世代の筆頭、ダビデ・オルダーニシェフを取り上げています。

“クチーナ・ポップ”という名前があまりにキャッチーで時代の波にばっちり乗ったシェフですが、彼の料理はどんな料理なのか、答えられる人は少ないのでは・・・。

その理由がわかります。

昔から、マルケージ以来、ミラノのトップシェフはイタリア料理界をけん引する天才と相場が決まっていますが、あまりにもハイレベルでハイセンスで、凡人には理解できないレベルです。

それを今月号では誰でも分かるように特集しています。

その一方で、家庭のイタリア料理を追求する『サーレ・エ・ぺぺ』は、トマト、唐辛子、タコ、アマルフィ海岸と、典型的なイタリア人がイメージする夏を取り上げています。

この雑誌の庶民的な感性は大好きなのですが、各記事は、その割にはやたら専門的。一切手を抜かず、読者層が素人だとは、これっぽっちも考えていませんねー。唐辛子の記事では、聞いたこともない唐辛子が次々出てきました。でも、調べてみるとイタリアの市場にもしっかり登場していて、今後広まりそうな唐辛子です。

こういう時代を先取りしたがるところも、料理月刊誌の面白い点です。

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)は1冊900円(税込み・送料込み)、定期購読の場合は1年間12冊で9200円(税込み・送料込み)、約15%の割引価格になります。


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