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(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ2021年9月号)

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  CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)9月号発売しました。 バカンスにあんなに浮かれていた夏も終わりました。 季節は秋です。9月のリチェッタは各地のスペチャリタを使った料理です。 スペチャリタと言っても、シーフードはぐっと減り、主役は山に移りました。 リチェッタは、“きのこのミストとブルーベリーのグラナ・パダーノのソースがけ”、 “リコッタのラビオリ、ポルチーニとアンズ茸のソース”など。 《今月の食材》は、さっそくボルゴタロのポルチーニの登場です。 イタリアの秋の舞台、アペニン山地の秋。 ボルゴタロのポルチーニ祭り。 秋の森の生活。 森の秋の食事。 《カチョカバッロ》もアペニン山地のチーズ。 パスタは《パスタ・ビッカンテ》。辛い食材を使ったパスタです。 地中海地方の農家は、ぶどうとオリーブの収穫の季節。つまり今年の畑仕事の締めくくり。 ぶどう農家は《スキアッチャータ》の季節。 今月の食材は硬質小麦、《セナトーレ・カッぺリ》。年々注目度が上がっている小麦です。 地方料理は《お団子付きブリオッシュ》。グラニータを添えたシチリアの朝食の名物。 グルメガイドはスローフード発祥の地、ブラ。 エノテカはカラブリアのワイン、チローです。 ===================================== (CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。 料理雑誌 も販売しています。 現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。 現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~9月号です。 定期購読は2021年からできます。 古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。 本以外のお問い合わせもどうぞ。 ご注文の場合は、 こちらのフォーム からお願いします。 ■ 本や(CIR)の購入方法 お問い合わせは こちら からどうぞ。 ...

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年8月号

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 CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)8月号発売しました。 イタリアのバカンス気分は、大分落ち着いてきたようです。それでもまだ、名残惜しさはいっぱいでちょっと引きずってます。例えば今月の料理のテーマは、バカンス地のスペチャリタのアレンジです。 バカンスから戻って家で普段の食事を食べるようになっても、バカンス地で食べたスペチャリタが忘れられない、というのはよくある話。 バカンスのために灼熱のシチリアに到着したばかりの時は、もちろん元気も好奇心もはちきれそう。カターニアを選んだということは、グルメなバカンスになるかもね。最初に食べるのはレモン、いちじく。ピスタチオのグラ二タータ。お約束のお団子つきのブリオッシュが添えられています。カターニアの観光動画としても楽めます。それでは連れて行ってもらいましょう。 次はパレルモ。 名物を満喫したみたい。体と胃袋が元気なうちでないとできない・・・。 そして締めくくりはファヴィニャーナ。かつてはマグロ漁で知られた、マグロの回遊ルート上にあるビーチがきれいな島。渋いところを選びましたね。自転車を借りて大自然の中を巡っています。10日間のシチリアバカンスは、こうして終了。いい旅でした。 そして地方料理の1品めはティンバロ。 どうやらバカンス地の思い出に浸る9月は、シチリアがかなり話題の土地になっているようです。 伝統バージョンとモダンバージョンを提案するこの連載記事、ティンバロのモダンバージョンは冷製ティンバロです。オーブンじゃなく冷蔵庫に入れるのが今風なんですね。 冷やすと言えば、8月のリチェッタは、“冷製ロングパスタ”です。 冷製パスタは誰が広めたか知ってますか? パスタの伝統を大きく変えることになるこのパスタは、イタリアを代表する天才シェフによって考えだされました。そしてそれは、イタリア料理史の点でも大きなターニングポイントになりました。 紹介されているリチェッタは全部ロングパスタです。それもポイントでした。 詳しくはブログで紹介します。 ===================================== (CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定...

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年7月号

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 CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)7月号発売しました。 今月の料理は、海の料理です。 先月は陽気で遊び心がある料理と、バカンスの季節に突入するウキウキ心があふれ出ていましたが、今月は、ズッパ・ディ・ペッシェにカッチュッコと、もう海しか見えていないようです。イタリア人の関心も、世界中からやってくる観光客目線とかなり等しくなって、南が注目される季節になりました。 アドリア海のブロデット。 ズッパ・ディ・ペッシェ、またはブロデットは、イタリアの庶民的なバカンス地として有名なマルケ地方のアドリア海添いの名物。海辺のバカンスや漁港の思い出と直結した料理。 マルケの海辺。 ブロデットが美味しい場所は、地理的に行きにくい場所が多いので、マルケのブロデットを食べる時は、目的地と交通手段をしっかり確保したうえでどうぞ。ズッパ・ディ・ペッシェは、その地で捕れた魚だけを使って作る料理。一生に一度は食べておきたいよね。 ブイヤベースの世界的知名度ナンバーワンは、多分、ブイヤベース。 マルセーユの料理。どちらもズッパ・ディ・ペッシェなのに、イタリアとフランスの違いは、圧倒的なセンスの違い。ごった煮感がない。 今月の地方料理はカッチュッコ。トスカーナはリボルノの料理。 カッチュッコはトスカーナの魚だけでできている。 今月も伝統バージョンとモダンバージョンの2タイプのリチェッタを紹介しています。 今月の地方料理には、名前のインパクトが大きい料理、“うさぎのトンノ”と言う料理があります。直訳すれば“うさぎのマグロ”?ピエモンテ料理です。 ピエモンテ料理といえば、ビテッロ・トンナートとか、かなりマグロへの憧れが強い北イタリアの一地方ですが、うさぎのトンノってかわいい名前でも、マグロは入っていません。その代わり、この料理には北イタリアならではの生ものを保存させる技術が使われています。 記事を訳していてもおもしろいリチェッタでした。 今月のリチェッタのテーマは、“パンと水”、そして“アンチョビ風味”。 イタリア料理のフランス料理にはない庶民的なルーツが感じられます。 さらに宗教色もイタリア料理ではかなり濃厚。パンコットを紹介する修道女。 イタリアではパンと水は修道士を連想させるんだって。 エノテーカはシチリア東部のワイン。 =============================...

CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年6月号

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  CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)6月号発売しました。 6月号のリチェッタのテーマは、陽気さと遊び心です。 夏になって、バカンスのシーズンがもうすぐで、イタリアの愛すべき個性が徐々に膨らんできたようです。 イタリア人にバカンスはどこで過ごすかインタビュー。2023年は人口の半分の3000万のイタリア人がバカンスに出かける予定。 春は子羊や野草の季節ですが、この短い新しい命がきらきら輝く季節の次は、夏です。 バカンス、海、はじけるぞーというわくわく感が待ちきれない季節のようです。 地方料理は“なすのパルミジャーナ”、“パンツェロット”、“ガエータのティエッラ”というラインナップ。夏の食材に、バカンス地で出会うストリートフードたちです。 バカンスの定番ストリートフード、パンツェロッティpanzerotti。 ガエータのティエッラtiella di Gaeta。 リチェッタは“イタリア風バーガー”、“冷たいドルチェ”、“ブルスケッタ”と。バカンス感が一杯です。 海に行きたくなりますねー。 エノテカはチェラスオーロ・ダブルッツォ。 ===================================== (CIR)は約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。 現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。 現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~6月号です。 定期購読は2021年からできます。 古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。 ご注文の場合は、 こちらのフォーム からお願いします。 ■ 本や(CIR)の購入方法 お問い合わせは こちら からどうぞ。 ===================================== ブログ『 イ タリア料理ほんやくざんまい 』 イタリアの料理月刊誌の日本語解説『 (CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ) 』 (CIR)2020年1月号 、 (CIR)2020年2月号 、 (...

CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年5月号

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 CIR5月号発売しました。 5月のイタリア料理も、羊の話が満載です。 でも、5月のリチェッタは、初夏の野の花で美しく飾った牛の姿から始まります。 アルト・アディジェの牛です。 これから移牧に出発するために、美しく飾ってお祝いするんですね。 下の動画では、移牧に出発する牛を祝福しています。 移牧するのは羊だけじゃないのでしたね。 5月22日は世界生物多様性の日。 アルト・アディジェ(チロル地方)の移牧は15種類以上の動物の群れで行うそうです。 アルト・アディジェの移牧は夏の終わりのお祭り。年中行事。動物たちは、これから120日間、標高1375mの夏の山で過ごします。参加する牛は11万頭。200年続く伝統。 牛がリオのカーニバル状態。 北イタリアのアルプス地方では、移牧への出発は、観光客を惹きつける大きなお祭り。どの牛もチョーかわいい。牛の晴れ舞台。牧羊犬まで花で飾られてる。 山の農家の暮しは、農家の高齢化などで年々厳しくなっている。 この牛の姿、覚えておいて。今月の食材、“ストラッキーノ”(P.13)は、放牧の旅から戻ったばかりの疲れた牛のミルクから作るチーズ。 その一つ、ゴルゴンゾーラ。 記事では詳細を説明しています。 さらに今月の食材は《羊のチーズ》。 代表的なペコリーノの紹介もあります。 今月のリチェッタは、パスタ・クレッシュータ。小麦粉、水、酵母で作る揚げパスタです。揚げパスタと言えば、映画『ナポリの黄金』のソフィア・ローレン。揚げピッツァ屋が、早朝から上を向いて叫ぶのは、ご近所を起こすためなんだって。よく見ると、細かいところまですごくリアルに作り込まれている映画。 ===================================== (CIR)は約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。 現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。 現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~5月号です。 定期購読は2021年からできます。 古い雑...

CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年4月号

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 CIR4月号発売しました。 GWで日本中が春に浮かれていた間、イタリアでは復活祭が今年もやってきました。 4月号は毎年、生命の再生を祝う、活気と希望に満ちた号。 パスクアのプランゾは、“マレンマのパスクア”というテーマでした。 国中で祝っている今年の春のテーマは、生物多様性 biodiversità 。 羊飼いという太古からの職業が一般的なイタリアでは、生物多様性は、日本よりもっと身近なテーマという感触があります。 しかも、復活祭は、そのテーマからして生物多様性とは切っても切れない祭り。4月になると、あちこちでこの話題が取り上げられます。 羊のように野生の状態で道端の草を食べて育つ動物を飼育し、羊が食べた野草の味が、チーズの味になると、周囲の環境の重要さを実感します。 餌を求めて季節ごとに放牧地を移動する移牧を行っていると、生物多様性は地元の狭い範囲だけの問題ではなく、地球規模の話だと気が付きます。 transumanza/移牧。 今は、伝統に忠実な田舎の暮しが、すごい勢いで再評価されているようです。 地方料理の記事“ベルバエーゼ”は、登場する州が増えるにつれてどんどん面白くなっていく記事ですが、今月は、ロンバルディア、アブルッツォ、ベネト、プーリアと、北へ南へと行き来しながら、この国の食文化の移り変わりがじわっと見えてくる面白い記事です。 ドルチェはカラブリアの復活祭のシンボル、“クッツーパ・カラブレーゼ”。イタリアの食文化の歴史が垣間見える料理です。 リチェッタは、その1は“春のパスタ・フレスカ”。 春は手打ちパスタの季節です。 シェフのリチェッタも手打ちパスタの、うさぎ肉の“ピチ”。 リチェッタその2は子羊料理のサルデーニャ対中央イタリア。 イタリアは生物多様性がなぜ身近なのか、よく分かる記事でした。 グルメ紀行はシエナ。 ===================================== (CIR)は約50ページの小冊子です。 価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。 現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しま...

CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ2021年3月号発売しました。

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 (CIR)は、イタリア料理書専門店、 クレアパッソ で販売しているイタリアの主要料理雑誌『 ラ・クチーナ・イタリアーナ 』と『 サーレ・エ・ペペ 』の記事から季節のリチェッタと地方料理に関する記事を日本語に訳している小冊子です。 ブログ『 イ タリア料理ほんやくざんまい 』は(CIR)をもっとよく理解するためのビジュアル解説です。昔(CIRは)『総合解説』という名前でしたが、システムの変更を機に名前も一新しました。紙版とPDF版があります。雑誌共々、定期購読ができます。 さて、3月号は長い冬が終わって、少しずつ春を感じさせる季節。 取り上げている季節の食材はチコーリア。 春の野菜はほろ苦さと共に登場します。地中海のお馴染みの野生の野菜、チコーリアは、ベルギーチコリに始まって、プンタレッレ、スカローラ、カタローニャなど様々な品種があります。 2つ目の食材はセナトーレ・カッペッリ。イタリアが誇るメイド・イン・イタリーの小麦です。イタリアで最高の小麦とみなされている小麦にはどんな歴史があったのか、この硬質小麦の何が特別なのか、セナトーレ・カッぺリ小麦のパスタのリチェッタ共々見ていきます。 3つめの食材はシビッリーニ山の豆。 シビッリーニ山国立公園。 イタリアで最も豆の栽培量が多いのはマルケ州。2016年の大地震で甚大な被害を被った地域がその中心地だが、地元のために何かをしたいという思いから生まれた新しい豆もある。 (CIR)は約50ページの小冊子です。価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。 ご注文の場合は、 こちらのフォーム からお願いします。 ■ 本や(CIR)の購入方法 お問い合わせは こちら からどうぞ。 ===================================== ブログ『 イ タリア料理ほんやくざんまい 』 イタリアの料理月刊誌の日本語解説『 (CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ) 』 (CIR)2020年1月号 、 (CIR)2020年2月号 、 (CIR)2020年3月号 、 (CIR)2020年4月号 、 (CIR)2020年5月号 、 (CIR)2020...

(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年2月号発売しました。

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 (CIR)は、イタリア料理書専門店、 クレアパッソ で販売しているイタリアの主要料理雑誌『 ラ・クチーナ・イタリアーナ 』と『 サーレ・エ・ペペ 』の記事から季節のリチェッタと地方料理に関する記事を日本語に訳している小冊子です。 ブログ『 イ タリア料理ほんやくざんまい 』は(CIR)をもっとよく理解するためのビジュアル解説です。昔(CIRは)『総合解説』という名前でしたが、システムの変更を機に名前も一新しました。 翻訳したいと思う面白い記事はたくさんあって、全部訳していたら時間が足りない、というのが現状です。翻訳をあきらめている記事もありますので、興味ある分野などを教えていただけると優先的に訳します。お問い合わせフォームから、お気軽に教えてください。 本日、(CIR)2021年2月号を発売しました。定期購読分も発送しました。今は2023年ですが、翻訳に時間がかかり、(CIR)で訳しているのは2021年のものです。ご了承ください。 今月は2月号です。イタリアの料理雑誌の2月号は、カーニバル特集がお約束。 カーニバルといえば、ベネチア。 2023年のベネチアのカーニバルの様子をどうぞ。 素敵ですねー。コスプレの本家はやっぱりここ。 でも、ベネチアのカーニバルがどうして始まったか、意外と知られていないですよね。 『サーレ・エ・ペペ』誌の記事では、ギリシャ人の大工たちが火災の被害にあわなかったことを感謝してリアルトに教会を建てたのが始まりだったと説明しています。 さらに、コリアンドリの話は、初めて知って疑問が解決してすっきりしました。 イタリア語で紙吹雪は、コリアンドリと言います。ハーブのコリアンダーがなぜ紙吹雪なのか、いつも不思議に思っていたのですが、まさかコリアンドリにこんな背景があったとは・・・。 カーニバルに紙吹雪は欠かせないみたい。 なんで紙吹雪をコリアンドリって呼ぶのか。詳しくは後ほどブログで解説しますね。 さらに注目なのは、昨今では意味が全く変わってしまったマスク(仮面)。 ベネチアのカーニバルのドルチェの中には、マスケリーネと呼ばれる仮面のドルチェもあります。これも後ほど。 今月はもうひ一つイベントがあります。バレンタインデーです。 今年は、ワインに合う料理というテーマで、アペリティーボに添える料理を集めてきました。こんな時、必ず登場するのがキャ...