CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年5月号

 CIR5月号発売しました。

5月のイタリア料理も、羊の話が満載です。

でも、5月のリチェッタは、初夏の野の花で美しく飾った牛の姿から始まります。

アルト・アディジェの牛です。

これから移牧に出発するために、美しく飾ってお祝いするんですね。

下の動画では、移牧に出発する牛を祝福しています。

移牧するのは羊だけじゃないのでしたね。
5月22日は世界生物多様性の日。
アルト・アディジェ(チロル地方)の移牧は15種類以上の動物の群れで行うそうです。
アルト・アディジェの移牧は夏の終わりのお祭り。年中行事。動物たちは、これから120日間、標高1375mの夏の山で過ごします。参加する牛は11万頭。200年続く伝統。
牛がリオのカーニバル状態。


北イタリアのアルプス地方では、移牧への出発は、観光客を惹きつける大きなお祭り。どの牛もチョーかわいい。牛の晴れ舞台。牧羊犬まで花で飾られてる。
山の農家の暮しは、農家の高齢化などで年々厳しくなっている。


この牛の姿、覚えておいて。今月の食材、“ストラッキーノ”(P.13)は、放牧の旅から戻ったばかりの疲れた牛のミルクから作るチーズ。

その一つ、ゴルゴンゾーラ。

記事では詳細を説明しています。


さらに今月の食材は《羊のチーズ》。

代表的なペコリーノの紹介もあります。

今月のリチェッタは、パスタ・クレッシュータ。小麦粉、水、酵母で作る揚げパスタです。揚げパスタと言えば、映画『ナポリの黄金』のソフィア・ローレン。揚げピッツァ屋が、早朝から上を向いて叫ぶのは、ご近所を起こすためなんだって。よく見ると、細かいところまですごくリアルに作り込まれている映画。


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(CIR)は約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。

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