(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2021年8月号

 CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)8月号発売しました。

イタリアのバカンス気分は、大分落ち着いてきたようです。それでもまだ、名残惜しさはいっぱいでちょっと引きずってます。例えば今月の料理のテーマは、バカンス地のスペチャリタのアレンジです。

バカンスから戻って家で普段の食事を食べるようになっても、バカンス地で食べたスペチャリタが忘れられない、というのはよくある話。

バカンスのために灼熱のシチリアに到着したばかりの時は、もちろん元気も好奇心もはちきれそう。カターニアを選んだということは、グルメなバカンスになるかもね。最初に食べるのはレモン、いちじく。ピスタチオのグラ二タータ。お約束のお団子つきのブリオッシュが添えられています。カターニアの観光動画としても楽めます。それでは連れて行ってもらいましょう。


次はパレルモ。
名物を満喫したみたい。体と胃袋が元気なうちでないとできない・・・。


そして締めくくりはファヴィニャーナ。かつてはマグロ漁で知られた、マグロの回遊ルート上にあるビーチがきれいな島。渋いところを選びましたね。自転車を借りて大自然の中を巡っています。10日間のシチリアバカンスは、こうして終了。いい旅でした。


そして地方料理の1品めはティンバロ。

どうやらバカンス地の思い出に浸る9月は、シチリアがかなり話題の土地になっているようです。

伝統バージョンとモダンバージョンを提案するこの連載記事、ティンバロのモダンバージョンは冷製ティンバロです。オーブンじゃなく冷蔵庫に入れるのが今風なんですね。

冷やすと言えば、8月のリチェッタは、“冷製ロングパスタ”です。

冷製パスタは誰が広めたか知ってますか?

パスタの伝統を大きく変えることになるこのパスタは、イタリアを代表する天才シェフによって考えだされました。そしてそれは、イタリア料理史の点でも大きなターニングポイントになりました。

紹介されているリチェッタは全部ロングパスタです。それもポイントでした。

詳しくはブログで紹介します。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
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