(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ2022年3月号)
CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年3月号発売しました
今月のテーマは“知らなかった~”
ナポリ料理です。ナポリでは人気のスパゲッティのフリッタータですが、まさかこんな背景があったとは。毎度のことながら、地方料理の背景を知ると、いつも意外過ぎてびっくりです。
■チーズはモンテ―ボレ。■食文化の記事は《カテリーナ・ディ・メディチ》
この人はイタリア料理史上の重要人物。なのに、彼女のこと、実は何も知らなかったんだ、と訳していて愕然としました。彼女がフィレンツェからフランスに嫁いで王様の母となり、フランスにイタリア料理や新しい食文化を伝えた人物と言うのは有名な話。いわば公式の表の顔です。でも、考えてもみればライバル関係の隣国からやってきた嫁の話って、そうとうなものですよ。つらいことの連続だったことは、簡単に想像できるのに、初めて知る意外な背景を知って、今まではうわべの当たり障りのない話だけが伝わっていたんだ、と気が付きました。訳しながら、つらかったね、よく頑張ったねと、ウルウルするほどでした。さらに、今も伝わるカテリーナ名残りの料理のリチェッタもあります。
■今月のリチェッタはパスタ・リッシャとパスタ・リガ―タ。筋付きパスタと筋なしパスタの話が、こんなに波乱万丈なものだったとは、知りませんでした。これもかなりビックリしました。
■最後は“鶏と若鶏”のリチェッタ。
まさか鶏と若鶏の知らなくてびっくりすることなんてあるわけない、と思っているそこのあなた、実はまだまだあなたが知らないイタリア料理の話はたくさんあるのですよ。
■今月のワインは“サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ”
■今月のグルメガイドは“コッリ・ボロニェージ”
今月は訳していてとても楽しい月でした。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
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“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
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