(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ2021年11月号)
CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)11月号発売しました。
秋になってイタリア料理の舞台は完全に山に移りました。
地中海の食文化圏に属するイタリア料理は、海の料理。
でも、寒くなってくると、イタリアの山の魅力が際立ってきます。
海からは日に日に遠ざかっていき、ちょっとテンションも下降気味ですが、山には山の料理があります。
今月の特集記事、『山の食事Dieta alpina』は、冬の山に暮らしたことのない関東平野に住む都会人から見ると、初めて知ることばかりで、とても興味深い記事でした。訳していて面白かったです。
冬の山の暮しに厳しさは、地中海地域の常識を超えています。手に入るわずかばかりのものを工夫して、いかに豊かな料理にするか、というアイデアが詰まっていますが、地中海地域でなら簡単に手に入る肉や野菜をすべて放棄した暮しです。
でも、地中海の人々の陽気で楽しい血は、山の上でも脈々と流れています。
今月の食材は、パンの樹こと『栗』です。フルーツが貴重な山の上でも実る実で、渓谷地方でも栽培されて、下の谷から山の上まで運ばれて取引された唯一の産物。栗の見方が変わります。
さらに、地方料理は《ポッロ・アッラ・マレンゴ》。イタリア人ならではのとても深い考察が載っていました。
食材は《チーズ入りポレンタ》、フィリンデウ。
リチェッタは《ニョッキ》と《スーゴと肉料理》。パスタソースと肉のセコンド・ピアットが同時にできる料理です。
グルメガイドは《マントバ》
ワインは“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテブルチャーノ”
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~9月号です。
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(CIR11月号)は1月23日発売予定です。
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、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
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