CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年5月号には、スパゲッティの問題料理2品。スパゲッティ・ボロネーゼとアサシンのスパゲッティ。

 CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年5月号発売しました。


■5月は春の料理の号。
ホームパーティーメニューはキアンティ・クラッシコのぶどう農家の“春のプランゾ”、地方料理は“カプンセイ”に“テスタローリ”、リチェッタは“野草の香りのプリーミ”と、気がついたらリグーリア料理祭り。

リグーリア料理

■イタリア料理がその魅力を爆発させる夏の料理の前哨戦は、地方料理の“ソレント”。

ソレント

ハーブや手打ちパスタやペーストが主役のリグーリア料理は、上品で繊細な料理が主役でしたが、夏が近づくにつれて、海や太陽、柑橘フルーツに満ちた地中海の料理が復活してきます。

■食文化に関しては、興味深い記事が2つ。
まずは永遠の大問題、“スパゲッティ・アッラ・ボロニェーゼ”。ミートソースのスパゲッティの歴史を大真面目に調べた記事です。すごく納得しました。
多分何が問題なのか、分からない人も多いと思いますが、イタリア人にとっては、これは大問題。外国人をからかうネタだけじゃなく、なんとトリノ生まれの歴史的な料理だったのです。

次は、テレビの刑事ドラマでも人気のミステリー作家が取り上げたプーリアのスパゲッティ、“スパゲッティ・アッラ・アサッシーナ”。
ワインは“ロザーティ・デル・サレント”。
話題の中心が、アルプスの山々から南イタリアに移りつつあります。

私もプーリアに行くまでは、ロゼワインには全く興味がなかったのですが、プーリアに足を踏み入れたら途端にロゼの大ファンになりました。
ロザート・デル・サレント

5月号では、あれだけ盛り上がっていたアルプスの料理の話題が、大分少なくなりました。
また今年も夏がやってくるのか。というか、オリンピックや台風や猛暑で、もうすでにかなりの暑さ。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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