CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年6月号、イタリア料理が地方主義からアルタ・クチーナに移行した時代の料理
CIR(クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)2022年6月号、もうすぐ発売です。
今月の料理は、イタリア料理のなつかしい歴史を知ることができます。
記事の最初の文章にもある通り、「トラットリアで上質の料理を味わう」、という最初の兆候が表れた時代からの、イタリア料理の変化を知ることができます。
なんだか最近、イタリア料理の入門編とも言える記事が多いな、と感じていましたが、これはその中でもとても重要な記事。イタリア料理が現在の姿になった歴史を明確に知ることができます。
そもそもイタリア料理は、地方料理と家庭料理が融合したもの。昔はこの事実には誰も疑問を抱かなかったのです。それは地方主義とも呼ばれました。その潮流に変化が訪れるきっかけは、グアルティエロ・マルケージとヌーベル・キュイジーヌの登場、さらに言えば好景気でした。
パスタの歴史を知ると、この食べ物が、庶民の、労働者階級のために生まれた食べ物で、安くてお腹いっぱいになる食べ物であることが求められて生まれたことがよく分かります。
フェリーニが監督したバリラのパスタ、リガトーニの歴史的なCM。
ローマのトラットリア
6月のリチェッタに登場する料理たちは、かつてのイタリア料理店の定番メニューでした。そのすべてに歴史があって、理由があることを、この記事は紹介しています。(CIR)には写真もたっぷり載せていますが、雑誌の記事の写真はもっと見ごたえがあります。雑誌の定期購読と併せてのご利用をお勧めします。
今月の食文化は《カーサ・アルトゥージ》。現代イタリア料理の父と言われる人物の話です。
さらに今月のリチェッタ、その1は、《海のパスタ》。
地方料理は《ズッコット》に《ピアディーナ・ロマニョーラ》。
バカンスの香りが漂ってきます。
ワインは《ヴェルメンティーノ・イン・サルデーニャ》。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
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“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
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